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S&T式 参考書・問題集レビュー

本書の構成概略 通称「黒本」(同じ河合出版の『センター試験過去問レビュー』シリーズをそう呼称する場合もある)で知られる本シリーズは、前年度を通して実際に行われた河合塾の「全統マーク模試」を、詳細な解説と知識のまとめを付しながら収録したものである(2016年版ならば2015年に年間を通して行われたマーク模試が収録されているわけです)。 河合の全統マーク模試+記述模試のコンビは、受験者数、受験者層、難易度設定等々を考慮すると、現在、日本の大学受験生にとって最もスタンダードで外すことのできない模試であります。それを収録した本書は、センター試験の出題形式・内容・難易度・時間配分などを総合的に分析した問 … Read more

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S&T式 参考書・問題集レビュー

最初の一冊(コアテキスト)には向かない。使いどころに要注意。 単語を長文の文脈の中で覚えるという画期的な方法論を示した本書。 英単語→日本語訳という機械的な暗記をやめて、より意味を持ち、記憶に残るように提唱された本書の方法論ですが、受験勉強開始時のコアテキスト(この一冊を繰り返して徹底的にマスターすれば必ず戦えるもの)には向きません。 英語は積み上げ型の科目ですので、知識を積み上げる順序が大事になります。単語はその順序において、間違いなくNo1プライオリティーです。文章を読むときに、分からない単語は周りの語彙から推測すればよいという事がよく言われます。これは最終段階では当然に必要な作業なのです … Read more

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英語という科目の位置付け 現在の受験システムでは、文系理系問わず、圧倒的に英語は重要科目です。生き残りの競争が激しい私立大学において、受験科目から社会や理科、国語(主に古漢文)などが除外されて、入試が軽量化されているケースは多々ありますが、文系理系ともに、英語が除外されている例はほとんどありません。 また、文系では、早慶・Marchをはじめ、英語の配点がその他の科目の1.5倍程度に設定されている学部は珍しくなく、理系においても皆が得意科目である数理で差がつかない場合、実は英語の出来で合否が決まっているケースが非常に多いです。だから、文系理系関係なく、英語を得意に出来た者は合格に一番近いといって … Read more

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S&T式 参考書・問題集レビュー

尖っていない、特徴がない、ことが最大の特長。 近年で最も良質な改訂をしており、再び評価が一気に高まりました。 センター試験の第6問の長文読解は2007年まで物語文が出題されていましが、それに引き摺られて、改訂前ターゲットの中には、物語文特有の低出題頻度の難単語が散見され、受験界の潮流になりつつあった論説系長文読解に絶対に必要な論理マーカー単語(主に副詞)が大いに欠落していました。それが改訂によって逆転し、丁度、物語文特有単語が省かれ、論理マーカー単語がきっちり掲載されました。 2008年に大きな方向転換をして、現在まで一貫してセンター第6問は論説文が出題されています。早慶含めほとんどの私立でも … Read more